- 建物面積
- 1F:50.09㎡/2F:52.17㎡
- 延床面積
- 102.26㎡(30.93坪)
- 敷地面積
- 129.65㎡(39.21坪)
- 建築年月
- 2020年12月
夕暮れ時のリビングは2階ならではの景色が広がります
陽あたりのいいリビングにしたい。
お客様の一番のご要望を、2階リビングプランという形で実現しました。
低層住居が立ち並ぶこのエリアは、2階に上がると景色も良く、遠くまで視線が抜けていきます。
冬の日射と景色を広々リビング空間に取り込み、夏の日射はアウターシェードで遮る。
昭栄建設が心掛けている「太陽に素直な設計」で、ご家族がずっとここにいたくなるリビングとなりました。
ほどよい木の質感と開口部と照明の設計
無垢の木で作った床は、足ざわりは抜群で程よい存在感もあります。
他の部分で木を使いすぎると少しうるさい印象になりがちなので、これくらいの仕上がりがちょうどいいと思っています。
程よい木の質感とぬくもり感。
日射を取り込む開口部。
景色を映す開口部。
目線を抜かす開口部。
それらを邪魔しない照明計画。
仕上がった時に感じる「なんかいいんだよね」は、これらの設計が上手くいったときに出てくる言葉です。
空間が一体となった2階リビングは天井が高く開放的で気持ちいい
2階リビングにすると、屋根なりに天井を高く造ることができます。
高いところと低いところがあると、空間にメリハリが生まれてより開放感を感じることができます。
そして、そこにつながるロフト空間がつくれるのも、2階リビングのメリットです。
家族が同じ空間で、それぞれが好きなことをしていても、気配を感じられる。
このリビングでの暮らしが、家族の笑顔を弾ませられたらとても嬉しく思います。
ロフトとリビングが繋がっていて、家族のつながりが生まれます
ロフトから覗き込むと、こんな視界になります。
スタディカウンターで宿題をするお子さん。
リビングでくつろぐお父さん。
キッチンで料理の支度をするお母さん。
誰の姿をロフトから眺めたいですか?
キッチン背面収納は大工さんの手作りカウンターに飾り棚
奥様の使い勝手に合わせて設計して、大工さんが作ったカウンター収納と飾り棚です。
好きな高さと寸法で作れるから、ここにしかないオリジナル収納となります。
電子レンジや炊飯器など家電製品のほかに、2階リビングだとゴミ箱も置けないと困りますね。
生活をイメージしてご提案する。
収納と動線考えて設計する。
それを形にする大工さん。
昭栄建設の家づくりは、どれも欠けてはいけない大切なことです。
カバザクラの無垢床と可愛らしいアクセントクロスが印象的
カバザクラの無垢床は、こういった可愛らしいアースカラー色のクロスが良く似合います。
アクセントクロスも、折り返しや見切りをきちんと考えることで、とてもきれいにすっきりとした仕上がりになるからおススメです。
四角く空いた穴は、階段下を有効利用しています。
奥に入ると斜めに下がっていて、ちょっとした秘密基地になるかもしれませんね。
景色を取り込む西側の開口部はアウターシェードで夏の日射を遮ります
きれいな景色を取り込める開口部が、夏のしぶとい西日も取り込んでしまっては本末転倒です。
取り込みたいものだけ取り込んで、家に入れたくないものは外側でシャットアウト。
夏はアウターシェードを下げれば、日射熱の80%以上が室内に入ることはありません。
景色を取り込む開口部以外は、デザインしつつもなるべく小さく設計しているのがこの写真でよく分かります。
シンプルな外観でありながら、機能的であります。